柴犬と豆柴って結局何が違うの?ペットショップで聞いた話が衝撃的だった

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「これ豆柴ですか?」って聞いたら、店員さんの顔が一瞬曇った。

あれは去年の秋、友達に付き合って行ったペットショップでのことなんだけど。ガラス越しに見える子犬たちの中に、めちゃくちゃ小さい柴犬がいて、思わず声が出た。店員さんは30代くらいの女性で、丁寧に説明してくれたんだけど、その内容が予想外すぎて今でも覚えてる。

豆柴っていう犬種は、実は公式には存在しない。

正確に言うと、日本犬保存会やジャパンケネルクラブといった犬種を認定する団体が「豆柴」を独立した犬種として認めていないらしい。つまり柴犬は柴犬。サイズが小さくても、血統書上は全部「柴犬」として登録されるんだって。これ知ったとき、けっこうショックだった。だって豆柴って名前、すごく定着してるじゃん?

ペットショップやブリーダーが使う「豆柴」という呼び方は、あくまで小型の柴犬を指す通称みたいなもの。標準的な柴犬の体高がオスで38〜41cm、メスで35〜38cmなのに対して、豆柴と呼ばれる子たちは大体30〜34cmくらいに収まるように繁殖されている。体重も柴犬が9〜11kgなのに対して、豆柴は5〜6kg程度。数字で見ると結構違うよね。

ここで話が少し逸れるんだけど、私の実家の近所に「柴太郎」って名前の柴犬がいて。子犬の頃は本当に小さくて、近所の人たちみんなが「豆柴だね〜」って言ってたの。でも成長したら普通に大きくなって、飼い主さんが「豆柴って聞いてたのに!」って笑いながら困ってた。あの光景、今思い出しても面白い…。

問題なのは、豆柴として売られた子犬が成長後に標準サイズになってしまうケースが少なくないってこと。なぜかというと、豆柴のブリーディングには明確な基準がないから。繁殖する側が「これは小さいから豆柴だ」と判断して販売しても、遺伝的には標準サイズになる可能性を持っている場合がある。親犬が小さくても、その親や祖父母世代に標準サイズの遺伝子があれば、子犬は大きくなることもあるわけで。

実際に飼ってみるとわかるんだけど、性格的な違いはほとんどない。どちらも日本犬特有の警戒心の強さと、飼い主への忠誠心を持ってる。朝の散歩で会う柴犬たちを見てると、サイズに関係なく、あの独特の「柴犬スマイル」をしてる。耳をピンと立てて、クルンと巻いた尻尾を振りながら歩く姿は、5kgでも10kgでも変わらない。

値段の話をすると、これがまた面白くて。豆柴として販売されている子犬の方が、標準的な柴犬より高額なことが多い。希少性とか、都市部の住宅事情で小型犬の需要が高いとか、理由はいろいろあるみたい。ブリーダーによっては50万円以上することもあるって聞いて、正直びっくりした。

健康面でいうと、極端に小さく繁殖された個体には注意が必要かもしれない。

無理な小型化は骨格や内臓に負担をかける可能性があるし、遺伝的な問題を抱えやすくなるリスクもある。信頼できるブリーダーは親犬の健康状態や血統をきちんと管理してるけど、中には利益優先で繁殖を繰り返すケースもあるから。購入前に親犬を見せてもらえるか、健康診断の記録があるか、そういうことを確認するのは大事だと思う。

あのペットショップで店員さんが最後に言ってたのは、「サイズより、その子との相性を見てほしい」ってこと。豆柴を探してる人の多くは「小さいから飼いやすい」って考えてるけど、柴犬は小さくても運動量が必要だし、しつけもきちんとしないといけない。マンションで飼えるサイズだからって安易に選ぶと、後で大変な思いをするかもって。

結局、友達はその日は何も買わずに帰った。私も犬を飼う予定はないんだけど、あの会話以来、街で柴犬を見かけるたびに「これは豆柴サイズかな?」って観察するようになってしまった。まあ、見た目だけじゃ判断できないんだけどね…。

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