柴犬と豆柴って結局何が違うの?ペットショップで恥かいた話

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去年の秋、ペットショップで「この豆柴ちゃん可愛いですね!」って店員さんに話しかけたら、微妙な顔されたことがある。

あれは確か10月の終わり頃だったと思う。友達に誘われて駅前の大型ペットショップに行ったんだけど、そこでガラスケースの中にいた茶色い子犬を見て一目惚れしちゃって。値札には「柴犬」って書いてあったんだけど、私の中では「小さい柴犬=豆柴」っていう単純な図式ができあがってたから、何の疑いもなく豆柴だと思い込んでた。で、店員さんに声かけたら「こちらは柴犬ですね…」って訂正されて、その場の空気が妙に気まずくなったっていう。今思い出しても顔から火が出る。

実は豆柴っていうのは、犬種としては正式に認められてないらしい。日本犬保存会とかジャパンケネルクラブみたいな公式な団体では、柴犬という犬種しか登録されてなくて、豆柴は柴犬の中の小さめの個体を指す呼び方でしかないんだって。つまり血統書上は全部「柴犬」。これ知らない人多いんじゃないかな。

体のサイズで言うと、標準的な柴犬のオスは体高が38センチから41センチくらい、メスが35センチから38センチくらい。体重はだいたい8キロから11キロってところ。一方で豆柴って呼ばれてる子たちは、成犬になっても体高が30センチから34センチくらいで、体重も5キロから6キロ程度に収まることが多い。数字で見ると結構違うよね。ただこれ、子犬の時点では判断がめちゃくちゃ難しいらしくて、「豆柴として買ったのに普通サイズに育った」っていうトラブルも実際あるみたい。

そういえば中学の時の同級生が柴犬飼ってたんだけど、その子の家に遊びに行くたびに「大きくなったね〜」って言ってた記憶がある。最初は膝に乗るくらいだったのに、半年後には抱っこするのも大変なくらいになってて。犬の成長速度って人間とは比べ物にならないから、子犬期の可愛さに目がくらんで安易に飼うと後悔するんだろうなって当時から思ってた。まあ私は賃貸だから飼えないんだけど。

価格面でも違いがあって、これがまた厄介というか。普通の柴犬だと15万円から30万円くらいが相場なんだけど、豆柴として売られてる子は30万円から50万円、中には80万円とか100万円なんて値段がついてることもある。希少性とか小さくて飼いやすいっていうイメージで値段が釣り上がってるんだろうけど、前述の通り大きくなる可能性もゼロじゃないわけで。そう考えるとギャンブル要素強すぎない?

繁殖の方法にも問題があるって聞いた。小さい個体同士を掛け合わせて意図的に小型化を進めてるブリーダーもいるらしくて、そういう無理な繁殖は遺伝的な病気のリスクを高めることがあるんだって。膝蓋骨脱臼とか心臓疾患とか、小型化を追求しすぎた結果として健康面に影響が出るケースも報告されてる。可愛いからって安易に小さい子を求めると、結果的に犬に負担をかけることになるかもしれない…っていう話を獣医師の友人から聞いて、ちょっと考えさせられた。

性格的にはどちらも基本的には同じ。警戒心が強くて、飼い主には忠実だけど他人には距離を置くタイプ。番犬としても優秀で、知らない人が来ると吠えることが多い。ただサイズが小さい分、豆柴の方が室内飼いしやすいっていうメリットはあるかもね。散歩の引っ張る力も弱いから、力のない人でも扱いやすいっていう声もある。

あのペットショップでの出来事以来、柴犬関連の情報を調べるようになったんだけど、調べれば調べるほど「豆柴」っていう存在の曖昧さが見えてきて。結局のところ、明確な基準があるわけじゃなくて、ブリーダーやショップの裁量で「これは豆柴です」って言ってるだけなんだよね。

まあ、可愛いことに変わりはないんだけど。

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