柴犬と豆柴って結局なにが違うの?ペットショップで聞けなかった話

Uncategorized

ALT

「これ豆柴ですよ」って言われて見に行ったら、普通に柴犬サイズに育ってたって話、聞いたことない?

私の友人がまさにそれで、半年後に会ったら「あれ?大きくなったね」って言葉を飲み込むのに必死だった。本人も苦笑いしてたけど。豆柴を飼いたいと思ってる人は多いんだけど、そもそも柴犬と豆柴の違いってちゃんと理解してる人、実は少ない。ペットショップの店員さんに聞くのもなんだか気恥ずかしくて、結局よくわからないまま契約書にサインしちゃう人もいるらしい。

結論から言うと、豆柴っていうのは独立した犬種じゃない。柴犬の中で小さめに育った個体、もしくは小型化を目指して繁殖された系統を指してるだけ。ジャパンケネルクラブ(JKC)っていう犬の血統書を発行してる団体があるんだけど、そこでは「豆柴」って犬種は公認されてない。つまり公式には存在しないことになってる。

体重で言うと、標準的な柴犬のオスが9〜11キロ、メスが7〜9キロくらい。豆柴はそれより小さくて、だいたい4〜6キロに収まることが多い。ただこれ、子犬の時点で正確に予測するのはほぼ無理なんだよね。

去年の夏、近所のドッグカフェ「わんわんテラス」に行ったときの話なんだけど。隣のテーブルに座ってた女性が連れてた柴犬が、もうびっくりするくらい小さくて。「豆柴ですか?」って聞いたら「いや、ただの柴犬です。小さいだけで」って言われて、ああそういうこともあるんだなって思った。犬って個体差が本当に大きい生き物で、同じ親から生まれた兄弟でも全然サイズが違うことがある。

豆柴として売られてる子犬の中には、実は成長を抑えるために食事制限されてたり、未熟児だったりするケースもあるって聞いて、正直ゾッとした。小さいまま育てるために、わざと栄養を制限する悪質なブリーダーもいるらしい。そういう子は当然、健康面でリスクを抱えることになる。骨が弱かったり、内臓に問題があったり。

値段の話をすると、豆柴として売られてる子犬は柴犬より高いことが多い。需要があるから。でも前述の通り、成長してみないと本当に小さいままかどうかわからないわけで、その辺りのリスクを理解した上で迎える必要がある。

朝6時くらいの散歩中に会う柴犬たちを見てると、本当にサイズがバラバラで面白い。ガッシリした体格の子もいれば、スリムで華奢な子もいる。毛色も赤、黒、白、胡麻といろいろあって、それぞれに個性がある。耳をピンと立ててる子もいれば、ちょっと垂れ気味の子もいる。

「豆柴専門ブリーダー」を名乗ってるところもあるけど、そこで大事なのは血統書の表記。ちゃんとしたところなら「柴犬」として登録されてるはず。「豆柴」っていう犬種名で血統書が出てることはないから、もしそう書いてあったら怪しいと思った方がいい。

性格面では柴犬も豆柴も基本的に同じ。警戒心が強くて、飼い主には忠実。頑固なところもあって、しつけには根気がいる。小さいから飼いやすいってわけでもなくて、むしろ小型化の過程で神経質になってる個体もいるとか。

ちなみに私、昔コーギーを飼ってたんだけど、あの子も足が短いだけで体重は結構あって。見た目の印象と実際の重さって違うもんだなって実感した。抱っこするとズシッとくるの。柴犬もそう。小さく見えても筋肉質だから、見た目より重い…だけど。

住宅事情で小さい犬を探してる人の気持ちはわかる。でも「小さいから」って理由だけで豆柴を選ぶのは、ちょっと待った方がいいかもしれない。成長したら予想より大きくなる可能性も、小さすぎて健康に問題がある可能性も、両方あるわけだから。

保護犬として引き取るって選択肢もある。成犬なら既にサイズが確定してるから、予想外に大きくなることもない。柴犬の保護犬、意外と多いんだよね。

結局のところ、豆柴と柴犬の違いって、明確な線引きがあるわけじゃない。グラデーションみたいなもので、どこからが豆柴でどこからが柴犬って決まってない。それを理解した上で、目の前の子犬の個性を見て決めるしかないんだと思う。大きくなっても愛せるかどうか、それが一番大事かな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました