柴犬と暮らして3年目の夏、獣医に言われた「気づくのが遅い」という言葉

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柴犬を飼うって決めたとき、正直そんなに深く考えてなかった。

友人が「柴犬は丈夫だよ」って言ってたのを真に受けて、うちに来たのは真冬の2月だった。名前はコタロウ。ペットショップの店員さんが「この子は食欲旺盛で健康優良児ですよ」なんて太鼓判を押してくれたから、まあ大丈夫だろうって思ってた。でも飼育って、そんな単純な話じゃなかったんだよね。

最初の1年は本当に何もなかった。散歩も喜んで行くし、ご飯もガツガツ食べる。「柴犬って本当に手がかからないな」なんて思ってた自分が恥ずかしい。変化に気づいたのは、2年目の梅雨時期。いつもより元気がないかな、って感じる日が増えてきて。でも「雨だから散歩行けなくて退屈なんだろう」くらいに考えてた。

皮膚炎だった。

動物病院で診てもらったら、アトピー性皮膚炎の初期症状だって言われて。柴犬ってアレルギー体質の子が意外と多いらしい。梅雨の湿気でかゆみが悪化してたみたい。獣医さんに「もっと早く連れてきてあげればよかったのに」って、責めるわけじゃないけど少し残念そうな顔で言われて、その瞬間すごく申し訳なくなった。コタロウの耳の後ろとか、お腹のあたりとか、よく見たら赤くなってて。毎日触ってたはずなのに、全然気づいてなかった。

そういえば前に飼ってた金魚も、水槽の水が濁ってることに気づかなくて死なせちゃったことがある。小学生のときだけど。

柴犬がかかりやすい病気って、調べてみたら結構あるんだよね。皮膚炎以外にも、膝蓋骨脱臼っていう膝のお皿がずれちゃう病気とか。これ、フローリングで滑って遊んでるのを放置してると起こりやすいらしい。うちはマンションで床が全部フローリングだから、慌てて滑り止めマット敷いた。あと白内障。柴犬って目の病気も多いんだって。7歳過ぎたあたりから注意が必要で、目が白く濁ってきたら要注意。コタロウはまだ3歳だけど、毎日目をチェックする習慣はつけるようにしてる。朝の散歩前に顔を覗き込んで、「今日も綺麗な目してるね」って声かけながら。

体重管理も意外と難しい。柴犬って食いしん坊な子が多いから、あげればあげるだけ食べちゃう。標準体重より2キロオーバーしてた時期があって、獣医さんに「このままだと関節に負担がかかりますよ」って指摘された。おやつをあげるのが楽しくてつい…っていう言い訳も通用しない。今は朝晩のご飯の量をきっちり測って、おやつは週に2回だけって決めてる。コタロウの「もっとくれ」って顔を見ると心が折れそうになるけど。

夏場の熱中症対策も神経使う。柴犬って暑さに弱いんだよね、意外と。去年の8月、昼の2時頃に「ちょっとだけなら」って散歩に出たら、アスファルトが熱くて。コタロウが途中で立ち止まって、肉球を舐め始めたときは本当に焦った。急いで日陰に連れて行って、持ってた水をかけて冷やして。それからは散歩は早朝6時と夜8時以降って決めた。真夏の昼間のアスファルトって、素足で触ったら火傷するくらい熱いんだよね。人間は靴履いてるから気づかないけど。

耳掃除も週1回はやるようにしてる。柴犬って耳の中が蒸れやすくて、外耳炎になりやすいらしい。最初は嫌がって暴れてたけど、今は諦めてじっとしてくれる。「ペットクリーンイヤー」っていうイヤークリーナー使ってるんだけど、これが結構いい。獣医さんに勧められたやつ。

歯磨きはまだ苦戦中。歯周病も柴犬がかかりやすい病気のひとつで、放置すると歯が抜けちゃうこともあるんだって。毎晩チャレンジしてるけど、コタロウは歯ブラシ見ると逃げる。ガーゼで拭くだけでも効果あるって聞いたから、今はそっちでやってる。いつか歯ブラシに慣れてくれる日が来るといいんだけど。

飼育の注意点って、結局は「観察すること」なんだと思う。毎日見てるから変化に気づかないこともあるけど、意識して見るようにすると小さな違いが分かるようになってくる。食欲、排泄、歩き方、毛並み、目の輝き。全部がコタロウの健康状態を教えてくれるサイン。

完璧な飼い主にはなれてないし、これからも失敗すると思う。でも気づいたときに対応すればいいかなって、最近は思えるようになった。コタロウが元気でいてくれたら、それでいい。

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