柴犬と暮らして三年目、夜中に焦った話

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うちの柴犬が変な咳をし始めたのは、確か去年の秋口だった。

最初は「なんか喉に毛でも詰まったのかな」くらいに思ってたんだけど、三日続いたあたりで「これ、もしかしてやばいやつ?」って不安になってきて。深夜二時とかに突然ゴホゴホやり始めるもんだから、こっちも眠れなくて。結局次の日すぐ病院連れて行ったら「気管支炎の初期症状ですね」って言われて、ああ早めに来てよかったって心底思った。柴犬って見た目が頑丈そうだし、実際タフな犬種ではあるんだけど、意外とデリケートな部分もあるんだよね。

呼吸器系のトラブルは割とよくある。特に季節の変わり目。気温差が激しい日が続くと、人間でも体調崩すでしょ? 犬も同じで、朝晩の寒暖差にやられることがある。あと柴犬特有の問題として、換毛期の抜け毛がすごいから、それを自分で舐めて飲み込んじゃって、それが刺激になることもあるらしい。ブラッシングはマメにやった方がいい。うちは一時期サボってたら、部屋中毛だらけになって掃除機が悲鳴を上げてた…。

皮膚のトラブルも多い。

これがまた厄介で、柴犬ってアレルギー体質の子が結構いるんだよね。食べ物だったり、ハウスダストだったり、花粉だったり。うちの子は夏場になると決まって耳の後ろを掻きむしるようになって、最初は「虫刺されかな?」って思ってたんだけど、動物病院で「これアトピー性皮膚炎の可能性ありますね」って言われて驚いた。犬にもアトピーってあるんだ、って。それからはシャンプーを低刺激のやつに変えて、部屋の掃除もこまめにするようにしてる。ちなみにシャンプーは「ドクターワンケア」っていうやつ使ってるんだけど、これに変えてから少し落ち着いた気がする。

そういえば、この前友達の家に遊びに行ったとき、そこの猫が床暖房の上でずっと寝てて「いいなあ、猫は楽そうで」って思ったんだけど。

目の病気にも気をつけた方がいい。柴犬は白内障とか緑内障になりやすいって聞いて、それからは目の様子をよく見るようにしてる。なんていうか、目が濁ってきてないかとか、光に対する反応が鈍くなってないかとか。老犬になってからじゃなくて、若いうちから注意しておいた方がいいらしい。あと結膜炎もよくなる。散歩中に草むらに顔突っ込んだりするでしょ? あれで目に何か入っちゃって炎症起こすことがあるんだって。目ヤニが増えたり、やたら目を気にして前足で擦ったりしてたら要注意。

関節の問題も見逃せない。柴犬って活発だから、若い頃は飛んだり跳ねたり階段駆け上がったりするんだけど、それが積み重なって膝とか腰に負担がかかる。特に膝蓋骨脱臼っていう、膝のお皿がずれちゃう病気が多いらしくて。うちは幸いまだなってないけど、予防のためにフローリングには滑り止めマット敷いてる。あと太らせないこと。これ本当に大事。体重管理できてないと関節に余計な負担かかるし、心臓にも悪いし、いいことない。おやつあげたくなる気持ちはわかるけどね。あの「ちょうだい」って顔されると弱いんだよな…。

歯周病もバカにできない。これ意外と軽視されがちなんだけど、放っておくと口の中だけじゃなくて、細菌が血液に乗って心臓とか腎臓にまで影響することがあるらしい。三歳以上の犬の八割は歯周病予備軍だって獣医さんが言ってた。歯磨きは子犬の頃から慣れさせておくのがベストなんだけど、うちは途中から始めたから最初めちゃくちゃ嫌がられて。今でも完璧にはできてないけど、週に三回くらいは頑張ってやってる。あと定期的に病院で歯石取りしてもらうのも大事。

それから、これは病気じゃないけど、熱中症には本当に気をつけて。柴犬は暑さに弱い。夏の散歩は早朝か夜にして、日中は絶対避けた方がいい。アスファルトの温度とか、人間が思ってる以上に高いから。肉球火傷するし。車の中に残していくのも論外。「ちょっとだけだから」が命取りになる。

日々の観察が一番の予防になる。食欲はあるか、うんちの状態はどうか、いつもと歩き方違わないか、呼吸は荒くないか。毎日見てるからこそ気づける小さな変化がある。「なんか今日いつもと違うな」って感覚、意外と当たるんだよね。

結局のところ、完璧な飼い主なんていないし、全部の病気を防げるわけでもない。ただ、知っておくことで早めに対処できることは確かにある。うちの柴犬も、これからどんな病気になるかわからないけど。とりあえず今日も元気に吠えてるから、まあいいか。

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